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よくある質問 (FAQ) - インテル® Centrino® プロセッサー・テクノロジー

インテル® Centrino® プロセッサー・テクノロジー搭載システムで、低い動作周波数でも高いパフォーマンスをどうやって提供するのですか?
どの周波数のプロセッサーでも、システムパフォーマンスを向上する方法は多数あります。インテル® Centrino® プロセッサー・テクノロジーは独自のマイクロアーキテクチャーにより、特にモバイル・セグメントに最適化された効率的なプログラムの実行や最先端の消費電力抑制のテクニックを通じて、飛躍的なモバイル・パフォーマンスを提供しています。

設計に関しては、効率的な実行エンジン、高品質なデータ帯域、最先端の電源コントロールの 3 つにメインエリアに注力しています。この組み合わせにより、一般的には高い動作周波数に目が行きがちですが、むしろ、より抑えられた電力消費下で際立ったモバイルパフォーマンスを提供できるのです。もちろん、動作周波数は各アーキテクチャ・ファミリー内での指標としてお使い頂けます。

「効率的な実行」の例としては、Advanced Branch Prediction、Micro-Ops Fusion、Dedicated Stack Manage があります。 「高品質なデータ帯域」には 1 MB 以上のキャッシュ、ハイパフォーマンス PSB、Advanced Pre-Fetch Logic があります。 また、「最先端の電源コントロール」 には fine grain Aggressive Clock Gating と拡張版 Intel® SpeedStep® テクノロジーがあります。


インテルはパフォーマンスの指標を (動作周波数主導から) 変更したように見えますが、この件について教えてもらえますか?
メガヘルツ (動作周波数) は PC プラットフォームではパフォーマンスの一部の側面でしかありませんが、同じアーキテクチャー・ファミリー内でのみ比較する場合は信頼できる指標としてお使いいただけます。例:1.60 GHz のインテル Centrino モバイル・テクノロジーは、 1.30 GHz のインテル Centrino モバイル・テクノロジーより性能がすぐれています。プラットフォーム・パフォーマンスに影響する要素の例としては、CPU アーキテクチャーと周波数、使用方法、ソフトウェア・アプリケーション、BIOS、メモリーの形式の違いがあります。

インテルは、モバイル PC にとってのベンチマークは、バッテリー・ライフとパフォーマンスを同時に測定することが、エンドユーザー・エクスペリエンスに最適の指標と確信しています。MobileMark* 2002 はパフォーマンスとバッテリーライフを同じ負荷をかけて同時に測定し、ノートブック PC のユーザーエクスペリエンスを評価するベンチマークです。MobileMark* 2002 は マイクロソフト* 社の Windows 動作環境で広く使われているビジネス向けアプリケーションを実行する際のノートブック PC パフォーマンスを測定するツールです。生産性の高い使用方法としては、広く使われているオフィス・プロダクティビティ製品やコンテンツ作成アプリケーションを使用するような、今日のビジネスユーザーに満足していただけるように提供しています。こちらの使用モデルは、パフォーマンス結果とバッテリー寿命結果を報告します。

インテル® モバイル・プロセッサーやインテル® Centrino® プロセッサー・テクノロジーの比較を含む、MobileMark* 2002 ベンチマーク情報については、http://www.intel.com/jp/performance/ を参照してください。


インテル® Celeron® M プロセッサーとインテル® Centrino® プロセッサー・テクノロジーがいずれもインテルのモバイル・ファミリーであるなら、いったい何が違うのですか?
インテル® Centrino® プロセッサー・テクノロジーは、インテルの最高のモバイル・テクノロジー (インテル® Pentium® M プロセッサー、インテル® 855 チップセット・ファミリーまたはインテル® 915 チップセット・ファミリー、およびインテル® PRO/Wireless 2100, 2200BG, または 2915ABG ネットワーク・コネクション) の組み合わせを意味し、次の 4 つすべてのモビリティ要素を提供します: パフォーマンス、内蔵ワイヤレス LAN、最高のバッテリー持続時間、より薄型軽量のフォームファクター。

インテル® Celeron® M ブランドはインテル® Celeron® M プロセッサーのみが相当します。モバイル用途向けに設計されたインテル® Celeron® プロセッサーは、薄くて軽い製品を実現し、バランスの取れたモバイル・プロセッサー・テクノロジーで特別なバリューを提供します。


インテル® Celeron® M プロセッサーは、インテル® Pentium® M プロセッサーとどのように違うのですか?
インテル® Pentium® M プロセッサーは、かつてない圧倒的なモバイル・パフォーマンス、最高のバッテリー持続時間、より薄型軽量のノートブック・デザインを含み、モバイル用途に応じて設計、テスト、調整されています。

インテル® Celeron® M プロセッサーは、モバイル・プロセッサー・テクノロジーおよびモバイル・パフォーマンスを理想的なバランスで発揮し、省電力性はより薄型軽量のノートブック PC を高い付加価値で実現します。

詳細情報に関しては、 プロセッサー比較表を参照してください。


マイクロ Ops フュージョンとはなんですか?
マイクロ Ops フュージョンは、従来のマイクロプロセッサーと比較して、少ない CPU リソースで命令を実行するために、実行前に CPU 演算をマージすることで、パフォーマンスと効率を向上するテクノロジーです。マイクロ・オペレーション・コードが結合 (フュージョン) されると、同じ数の処理がされるよりも少ないプロセッサー・リソースで処理できます。結合されたマイクロ・オペレーション・コードは単一のリソースのみを占有するため、結果として処理に余裕が生まれます。マイクロ Ops フュージョンはパフォーマンスと電源管理の両方に効果があります。

例えていえば...これは、タクシー待ちの乗客を 1 度に何人も乗車させることで、時間とエネルギーを節約することに似ています。


アドバンスト命令予測とはなんですか?
アドバンスト命令予測は、プロセッサーにプログラムの過去の動作を学習させ、次に必要な命令を予測させるテクノロジーです。プロセッサーはプログラムが要求する前に、必要な命令を用意します。予測によってプログラム・フローにおきた変化は、単に処理されるよりもプロセッサーのパフォーマンスと処理を向上させます。適切に分岐された予測は、パフォーマンスと電力消費の両方に影響します。さらに、標準的な双モデル / グローバル予測では、プロセッサーはループ検知器と間接分岐ターゲット・バッファーを使用します。

例えていえば...これは、ワープロソフトが最初の数文字から次に入力される文字を予測することで、入力速度と入力効率を改善する方法に似ています。


専用スタック・マネージャーとはなんですか?
専用スタック・マネージャーは、プロセッサー内部のスタック・マネージメント時の "オーバーヘッド" のために必要となるマイクロオペレーション数を劇的に削減します。伝統的なプロセッサーは、プロセッサー内部の計算内容を保持するために、プログラムの実行に繰り返し割り込みをかけます。専用スタック・マネージャー搭載のプロセッサーは、洗練され、特化されたハードウェアを使用して、割り込みなしにプログラム命令を実行できるようにします。これによって、省電力が実現できます。

いくつかの命令は、オペランド (値や変数) としてスタックを使用します。それらの命令では、実際に命令が実行される際にスタックを管理するオーバーヘッド作業が存在します。一般的にこれらのオーバーヘッド命令は、電力とパフォーマンスの両面から見て効率の悪い、主マシン処理で実施されます。これらは、スタックポインターの値がソフトウェアからチェックでき、それが必要であるかどうかを確認する、高度な同期メカニズムです。


省電力プロセッサー・システム・バスとは何ですか?
省電力プロセッサー・システム・バスは、プロセッサーの電力消費量を押さえるため、チップセットからデータが入ってこない場合にはシステム・バスの電源を落とします。典型的なマイクロアーキテクチャーの場合、データが入ってこない場合でも、プロセッサーはバスの電源を入れたままにしています。Pentium M プロセッサーと Celeron M プロセッサーの場合、パスの一部分は必要なときにしか電源が入りません。設計と回路の革新が、電圧の低減と厳密なバッファー・マネージメントを通じて、省電力プロセッサー・システム・バス・テクノロジーを可能にしました。


インテリジェント・パワー・ディストリビューションとは何ですか?
大半の機械はさまざまなレベルのハードウェア・クロック・ゲートを必要とします。Pentium M プロセッサーおよび Celeron M プロセッサーはハードウェア・ゲート機構を非常に精度の高いものに変更し、一部のハードウェア・ユニットをプログラムの要望を元に使用するように改善しました。

例えていえば....これは、誰かが部屋に入ると自動的に明かりを点け、誰かが部屋を出たときに自動的に明かりを消す、モーション・センサーのような動きをします。


大容量 2 次キャッシュ、power-aware 2 次キャッシュとは何ですか?
Pentium M プロセッサーは、1MB もしくは 2MB の 2 次キャッシュを搭載しています。Celeron M プロセッサーは 512KB もしくは 1MB の 2 次キャッシュを搭載しています。大容量のキャッシュを搭載することで、メモリーデータ・レイテンシーの劇的な削減によって、大幅なパフォーマンスの改善が実現できます。Power-aware キャッシュは、キャッシュの電力消費量を抑えるための機能を実装されたキャッシュです。伝統的なマイクロプロセッサーは、キャッシュを可能な限り高速に動作させていました。今回の特殊回路設計とマイクロアーキテクチャー革新ではプロセッサー上のキャッシュを、省電力と電力漏洩防止のためにやや遅めに動作させています。これにより、バッテリー寿命を延長することができます。例えば、キャッシュ・ユニットは最後に参照されたデータ (このデータは繰り返しアクセスされるようなデータです) を、同じ位置で保持することで、データを探す必要がなくなり、電力を節約することができます。


Deeper Sleep アラート状態とは何ですか?
Deep Sleep / Deeper Sleep アラート状態は、プロセッサーが内部情報を保持したまま無活動状態を維持することのできる最小限の電圧状態を指します。Deeper Sleep アラート状態は、機能的には Deep Sleep アラート状態と同じですが、省電力とバッテリー寿命の延長に効果のある、極めて低電圧の状態です。Deeper Sleep アラート状態はプラットフォーム上で、I/Oコントローラー・ハブ (ICH) と電圧レギュレータ (VR) を通して自動的に有効にされます。使用する際に、特に設定や指定は必要ありません。この機能は省電力性能を維持しつつ、プロセッサーのパフォーマンス特性を保ちます。


マルチプル電圧 / 周波数オペレーティング・ポイント搭載の拡張版 Intel SpeedStep® テクノロジーとは何ですか?
モバイル インテル® Pentium® 4 プロセッサー-M は 2 つのコア動作周波数を切り替えることのできる、拡張版 Intel SpeedStep® テクノロジーをサポートしています。

インテル® Pentium M プロセッサーは、複数の電圧と動作周波数ポイントを搭載した、新しい拡張版 Intel SpeedStep® テクノロジーをサポートしています。バッテリーに最適化されたモード (低電圧/低動作周波数) とパフォーマンスに最適化されたモード (高電圧/高動作周波数) の間で、一定の間隔で動的に転換させる方法は、それぞれの作業負荷で低電圧と高いパフォーマンスを実現しました。動的な切り替え機能を備えたモバイルシステムは、ユーザーの指定なしに、CPU 利用率を元に複数の動作ポイントを切り替えることができます。結果として、高いパフォーマンスと長いバッテリー寿命を自動的に両立することが可能です。複数の電圧と動作周波数ポイント搭載の拡張 Intel SpeedStep® テクノロジーは、AC 接続かバッテリー動作かに関わらず、最低消費電力状態で最適なパフォーマンスを実現します。これにより、バッテリー寿命の劣化を防ぎ、より良いユーザー体験を提供します。


モバイル・パッケージ技術とは何ですか?
フリップ・チップ・パッケージは、サブストレートにダイを直接配置することにより、配線を半田付けする方法を使用せずに済むパッケージ方法です。このパッケージは電力効率を向上し、電気抵抗を低減することができます。

モバイル マイクロ FC-PGA (マイクロ フリップ・チップ-ピン・グリッド・アレイ) とマイクロ FCBGA (マイクロ フリップ・チップ-ボール・グリッド・アレイ) パッケージ技術は、過去のパッケージと比べて、電力効率とピン・インダクタンスを大幅に向上し、パフォーマンスの劇的な改善を実現しました。パッケージは、動作速度の向上と実装時の素子のサイズを低減するため、別々の電源およびグランドプレーンと、パッケージ上にキャパシタを導入しています。省スペース化はシステム全体の小型化とモバイル性能の向上に貢献しています。


ストリーミング SIMD 拡張命令 2 (SSE2) とは何ですか?
マイクロアーキテクチャーは SIMD 機能のための新しい拡張命令を含んでいます。この拡張には、MMX™ テクノロジー、SSE テクノロジーで提供されていた機能に加え、新たに 144 個の拡張命令が追加されました。これらの拡張命令は、128 ビット SIMD 整数演算、128 ビット SIMD 倍精度浮動小数点演算命令を含みます。これらの拡張命令は、特定のプログラムタスクの実行に必要な命令数を減少することで、結果的に全体のパフォーマンスを向上します。これにより、ビデオ、音声、画像、写真加工、暗号化、財務関連、工学系/科学系など、様々なアプリケーションの動作を改善することができます。


このコンテンツは以下の製品に適用されます:
インテル® Centrino® プロセッサー・テクノロジー インテル® Pentium® M プロセッサー
Solution ID: CS-007966
作成日: 2003/12/21
最終更新日: 2008/01/20